中小企業や個人事業主の方々の資金繰りって大変ですよね。
本当は資金繰りよりも前に事業のことを考える必要があるにも関わらず、
本業と資金繰りの2つのことを同時に考えないといけないと思うと、
疲れますよね。その気持ち良くわかります。
私は元々銀行員をしていて、
メガバンクから地方銀行への転職も経験したことで、
本当に幅広い数多くの企業の方と話す機会がありました。
それは、一部上場企業から居酒屋などを経営する個人事業主の方まで、
本当に色んな方と携わらさせて頂きました。
そんな私が、資金繰りが大変と思ってらっしゃる中小企業の方や
個人事業主の方に、資金繰りが詰まった時に考えるべきこととして今回お話しさせて頂きます。
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①目の前の資金繰りを安定化させる。
資金繰りに疲れたという発想をお持ちのあなたは、
おそらく毎月資金繰りがギリギリの状態で、
売掛金の入金が遅れたり、
急に機械が壊れたりして、修繕費がかからないかヒヤヒヤしているではないでしょうか。
そんな方には、一旦資金繰りを安定化させることをおすすめします。
そんな簡単に資金繰り安定化できたら苦労しない。
わざわざ銀行から調達するのも大変だし、
ノンバンクからも借りたくないという方もいるはず。
そんな方におすすめの手法がファクタリングです。
あまり耳馴染みのないものからもしれませんが、
10数年前から日本でも大企業中心に導入されていて、
最近中小企業や個人事業主でも利用するところが増えてきています。
簡単に言うと、売掛金の現金化です。
イメージとしては、手形割引に非常に近いものがあります。
ファクタリングは、メリットの多い手法ではあるんですが、
1点だけデメリットがあります。
それは、手数料です。
売掛金を売却することとなるので、
その際手数料がかかります。
資金を借りる時かかるのが金利ですが、
その金利と比較すると、この手数料の方が割高になるケースが多いです。
そのため、ファクタリングは恒常的に利用するのではなく、
スポット的に資金繰りを一旦安定させるために利用すべきです。
なので今回の場合のように、資金繰りを安定化させて、
事業に専念するために利用すべき手段です。
ファクタリングについてもっと知りたい方は下記からどうぞ。
また、
一刻も早く資金繰りから解放されたい!
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それは二度手間がないためです。
上記はファクター(ファクタリング会社)選定サービスです。
あなたの所在地や申込金額から最適なファクターを紹介してくれます。
実は、ファクターの中には、
法人しか取り扱いません。
年商は最低でもこれくらい必要です。
のように要件を設けているところが多々あります。
なのであなたがせっかく申し込んでもそもそも申込要件に合致していない。
といったことがあります。
それを防ぐためにも、
ひとまずこういった選定サービスを利用される方がベストです。
つまり、
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万一に備えて、見積もりだけでもされるのをオススメします。
仮に何かあった場合に、ファクタリングで資金調達ができるとわかったら精神的にかなり楽になりますので。
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②長期的な資金繰りを考える
前章で短期的な1ヶ月2ヶ月先まで資金繰りが安定化できたなら、
次は長期的な資金繰りを考えましょう。
まずファクタリングをすることで、
1ヶ月,2ヶ月は落ち着きますが、売掛金の入金があれば、
またそれも大変になります。その時は、再度ファクタリングを利用することとなると思いますが、
それを続けていくと、収益が悪化します。
それは当然の話で、ファクタリングの手数料分収益が圧迫することになるので。
なので、ファクタリングを一度利用した後は、
できる限りファクタリングの再利用がないように長期的な資金繰りを組み立てます。
そのために次にすることは、支出の精査です。
最終的な資金繰りの安定化のためには、
支出と収入のバランスが重要です。
この時に考えることは、コントロールできるものから手を付けるということ。
支出と収入を考えた場合、コントロールしやすいのは明らかに支出です。
そのため支出の精査を先にします。
あなたは、元々1ヶ月いくらの資金が必要かきちんと考えたことがありますか?
もし考えたことがないのであれば、ここが出発点です。
支出で考えられるものを大別すると、
①仕入れ先への支払い
②従業員への給与
③その他経費
④銀行への支払い
⑤税金の支払い
の5つに分けられるかと思います。
そこで、毎月定期的に支払う必要があるもの、
②、④、⑤ を除くとコントロールできるものは、
①仕入れ先への支払い、③その他経費となります。
③については、幅広いので、固定費と変動費に分けて、
着手していきます。
まず①ですが、これについては、取引条件を見直すことが手っ取り早いです。
現金を掛けに、掛けを手形に。
ただ、これいきなり交渉すると大変なことになるので、
まずは同業他社の方の実際の取引条件がどれくらいなのか、
そこを知る必要があります。それを知った上で、
価格面等もあるので、交渉をします。
もしそうなると、手数料がいくらか必要と言われた場合については、
毎月の資金繰りがどれくらい楽になるのか?
の観点で考えてください。手数料のみにフォーカスしてしまうと交渉を見誤ります。
次にその他経費の固定費を中心に圧縮or削減ができないかを考えてください。
ここも交渉したからと言って、急に削減できるものではありませんが、
こういった取引条件や固定費の交渉については、
少しずつすることで、本当にボディブローのように長期的な資金繰りへの影響は多大です。
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③収入について考える
支出について考えた後は、
その後、収入面について考えるべきです。
そもそもあなたが資金繰りが厳しくなった理由は分かりますか?
それは、儲からないビジネスをしているからです。
銀行員をしていた時によく思っていた2つのことがあります。
①こんなことでビジネスになるんだ。
②なんで同じことしてるのに業況が全然違うんだろう。
①については、正直な話そこまで大したことのないビジネスなのに、
利益率はよくて、マーケットも良好。
今後も伸びしろがある分野でビジネスをしている方がいました。
これは正直ある程度勉強すれば、誰でももうかるんじゃないかと思いました。
こういった誰でも稼げるビジネスをやることが最も手っ取り早いです。
②については、どんなビジネスにも当てはまるんですが、
私の担当先で、本当に全く同じ事業をしている会社がありました。
しかも会社隣同士みたいな。
なのに、一方は業況がよくて、一方は業況が悪いんです。
これは本当に不思議です。
結局の理由は、やり方でした。
一方は、稼げるビジネスを軸にしながら、やりたいビジネスをやっている。
もう一方は、やりたいビジネスをしながら、稼げるビジネスをやっている。
これはひとそれぞれですが、
私の取引先では、後者の方が圧倒的に業績がよかったです。
あとは、業績の良い企業の方はきちんとマーケティングをしていました。
特に地方の会社だと何も考えずに、
またなんとなくよさそうだからという理由で新規事業をする会社多いんですが、
業績のいい会社はきちんとマーケティングをして、
さらにマーケティングをした上で、資金かけないやり方で新規事業をして、
突破口があれば、一気に資金をかけて畳み掛けるというやり方をされてました。
結局どうするか?
先ほどの2点からの教訓は、
まずは既存事業のやり方を見直してみる。
一旦自分の事業がうまくいってないのであれば、
業績のいい同業他社に聞いてみて、やり方を学ぶ。
そしてそれを自社に取り入れる。
次に新規事業や派生事業をするのであれば、
誰でも儲かる市場に飛び込む、そのためのインプットは絶対に欠かさない。
さらに、最初の一歩めはほとんど資金をかけずに、
突破口があれば、そこで一気に畳み掛ける。
こういった考え方であれば、事業自体はかなりうまくいきます。
最後に
今回は資金繰りに疲れた時にどうするかということでお話させて頂きました。
ファクタリグで短期資金繰りの安定化
↓
経費精査
↓
既存事業のテコ入れ
↓
新規事業、派生事業の検討
といった形で進められれば、簡単ではないですが、流れにのれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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