会社を経営していると資金繰って大変ですよね。
私は元々銀行員として色んな会社を見てきましたし、
色んな経営者や個人事業主の方と交渉を行ってきました。
実際倒産しかけの会社に訪問して、
一緒になって資金繰り表を作り、
融資をしたりなど実地で経営者の方や経理担当者の方々と膝を付け合わせながら交渉をしてきました。
そういった経験もあり、企業特に中小企業の場合は、
本当に資金繰りが大変だと実感しました。
そんな私が今回は、資金繰りが厳しい、苦しい企業がどうして資金が足りないのかについてお話しさせて頂きます。
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Contents
どうして資金繰りが苦しいのか?
長期的な視点がない
私は業況のいいところから業況の悪いところまで、
本当にたくさんの企業の担当をしてきました。
まずもって資金繰りが厳しい企業は、長期的な視点がありません。
短期的な資金繰りが忙しすぎて、
長期的な視点が持てないんだという方もいましたが、
それでも事業を永年継続していく意思があるのであれば、
絶対に長期的な視点は持っておくべきです。
業況の悪いほとんどの企業は受注にのみ気を取られすぎていて、
気づいたら資金が来週足りない、
ヤバイ、と銀行に駆け込んでくるですけど、
そんな状態では銀行側としては、資金を出しづらいですよね。
だから悪循環に陥ります。
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長期的な視点を持つためには?
長期的な視点を持つためには、
理念や価値観
が必要です。
これだけ言うと意味不明ですよね。
ただ、これ本当にすごく重要なことで、
色んな企業見てきましたが、これがあるとないとじゃ業績への影響力半端ないです。
より具体的に言うと、まずは何よりも、
当社の存在意義や理念、価値観が必要です。
一体何を成し遂げたいのか、社会に対して何を提供、貢献するのか。
そこを明確にしておくべきです。
そんなの短期的な資金繰りに関係ないだろうと思うかもしれませんが、
ここは本当に一番重要です。
ここで明確に当社の存在意義や価値観が決まれば、
自ずとやるべきことが見えてきますし、
マーケットも明確になりますし、
また価値観に合致すれば新た分野への進出も検討してもいいかもしれません。
それはもちろん、マーケティングや資金の目処が立ってからになりますが。
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次にすべきことは?
数値計画を立てます。
正直ここは最初は厳密にしすぎないほうがいいです。
営業の数値計画は、積み上げ方式なんで、
考えようと思えば、計画を立てることにハマってしまいますので。
最初は、ある程度現実的な目標を立てます。
この時に便利なのが、神田昌典さんが提唱しているSMARTの法則の利用です。
SMARTとは頭文字で、
S Specific 具体的である。
M Measurable 計測ができる。
A Agreed upon 同意している。
R Realistic 現実的である。
T Timely 期日が明確。
これを守っってあまり厳密になりすぎない損益計画を立てましょう。
どうやって管理していくのか。
次に先ほど立て計画をどうやって管理していくかですが、
これにもポイントがあります。
それは、きちんと管理できる数値を使うということです。
例えば、営業の方に毎月1人100万円の目標を割り当てるとします。
ただ、これってきちんと管理できないですよね?
100万円行かなかったからといって、
営業の方は本当にむちゃくちゃ頑張ったにも関わらず、
成果にならなかった場合もあるので、
その時に叱咤すると逆効果になりますし、
さらに逆のこともあり得ますよね。
そういった場合は、今までの実績から例えば100社に営業をかければ、
そのうち10社が話を聞いてくれて、
そのうちの1社が契約をしてくれるという実績があるのであれば、
目標設定は、100社に営業をかけるという部分にすべきです。
つまり、自分でコントロールができる目標設定にして、
管理をしていきましょう。
長期的な視点を持つために
今回は長期的な視点を持つためには、
ということでお話しをさせて頂きました。
理念や価値観の部分は非常に時間がかかりますが、
とりかかるべき課題です。
ただ、そうは言っても、そんなことをしている余裕はない、
今にも資金ショートしそうなのに、そんなことは無理だと思われる方もいるかもしれません。
そんな方には、私はファクタリングをお勧めしています。
ひとまず近々の資金繰りを安定化させてから長期的な視点をもつように心がける。
もちろん銀行から資金調達ができれば一番それがいいです。
それが難しいのであれば、ファクタリングを利用すべきです。
ファクタリングとは、簡単に言うと、
売掛金の資金化で、1ヶ月後2ヶ月後に資金化するはずの資金を先に現金化しようということです。
イメージとしては、手形割引に近いです。
10数年前から大企業を中心に導入されてきましたが、
最近では、徐々に中小企業や個人事業主まで広がってきているスキームです。
経産省も認めている手法で、今後さらなる広がりがあると思います。
デメリットとしては、
手数料です。
ファクタリングの場合売掛金の売却ですので、
金利ではなく、手数料という考え方になります。
金利と比較すると、ほとんどの場合ファクタリングの手数料の方が割高なケースが多いです。
そのため、恒常的に利用するのではなく、
スポット的に資金繰りを安定化させる場合に利用すべき手法であり、
今回の場合に、長期的な視点をもつために、
一旦資金繰りを安定化させるための利用であれば最適と言えます。
より詳しくファクタリングについて知りたい方は下記ページをご覧ください。
また、
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それは二度手間がないためです。
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実は、ファクターの中には、
法人しか取り扱いません。
年商は最低でもこれくらい必要です。
のように要件を設けているところが多々あります。
なのであなたがせっかく申し込んでもそもそも申込要件に合致していない。
といったことがあります。
それを防ぐためにも、
ひとまずこういった選定サービスを利用される方がベストです。
つまり、
このサービスを利用することがあなたが資金繰りから解放される最短経路です!
正直今資金調達しないとしても、万一資金繰りが厳しくなったときに、
ファクタリングで資金調達ができると分かっていれば、
かなり心が楽になります。
そのためにも見積もりをされることをおすすめします。
最後に
今回は、資金繰りを安定化させるためには、
実は、長期的な視点をもつことが必要であることをご紹介しました。
一朝一夕でできることではないですが、
ファクタリング等資金繰りを安定化させた上で、
じっくり取り組みましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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