企業を経営していたり、
個人事業主として従業員を抱えている時に、
従業員の社会保険料の納付や住民税の支払いが必要なのは十分分かってる、
でもお金がないんだよ!
という状態のことがありますよね。
その場合にどうやって対応するべきかについて、
お話しさせて頂きます。
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腹をくくる!支払いの順番を決める!
まず優先すべきことは、
今の状況から抜け出すことです。
ひとまず、急に入金が増えることはないので、
今手元にある資金で、やりくりする、つまり支払う順番を決めて、
払えないところには、待ってもらうという手段を取るべきです。
一般的に支払うものとして下記があるかと思います。
①仕入れ先への支払い。
②経費の支払い(家賃、水道光熱費等)
③従業員の給与
④税金や社会保険料
⑤銀行の借入の返済
もしあなたの資金繰りが厳しい時、
あなたはどの順番で、支払いをしますか?
私が銀行員として、
みてきた資金繰りが厳しくなった経営者の方々は、
ほとんどの方が、
⑤銀行
→④税金
→①仕入先
→②経費
→③従業員の給与
という順番で支払いをしていました。
なぜなら、督促が怖いからです。
銀行はまず第一に言ってきます、
税金は差し押さえなどの可能性があるので、
そういったことを考えると、経費や従業員の給与が後回しになるんですよね。
でも、
これ間違ってます!
もし事業継続を第一に考えて、
ひとまず銀行からしばらく調達はできないと腹を括るんであれば、
③従業員の給与
→①仕入先
→②経費
→④税金
→⑤銀行
という順番で支払うべきです。
昔だったら貸し剝がしなどありましたけど、
今の時代銀行はそこまでしません。
というか、事前に1ヶ月、2ヶ月前くらいまでに、
きちんと話をしてくれれば、条件変更に応じてくれます。
さらに言えば、税金などについても、
きちんと交渉すれば分割や小切手を切ったりなど、
いろんな支払いの方法を提案してくれます。
事前に相談しないから、差し押さえや銀行からの督促があるんです。
あと支払う順番で、従業員と仕入れ先に悩むと思うんですけど、
正直給与遅延は一番してはいけません。
従業員がいなかったら、絶対に事業は継続しませんから。
しかも一度給与遅延になったら、今後何度もするようになりますし、
そうなると社内モチベーションも下がります。
そして、従業員が転職するようになります。
こうなったらもう目も当てられません。
なので、もし手元にいくらかでも資金があるのであれば、
上記の順番で支払いつつ、
銀行や税務署、社会保険事務所と交渉をしましょう。
そこから事業の立て直しを図るべきです。
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それでも資金が足りない場合はどうする?
上記の順番で支払っても、
資金が足りない場合もありますよね。
その場合にどうするか。
それは、入金を増やすしかありません。
どこからか借入をする必要があるんですが、
銀行は今の状態だと貸してくれないので、
ノンバンクから借りようと思うかもしれません。
それは絶対にやめておいた方がいいです。
なぜならノンバンクから借入をしたら銀行から一切借入ができないからです。
仮にノンバンクからの借入を返済したとしても、
どこかのタイミングで銀行に分かれば、
銀行は完全に引きます。
もちろんあなたの会社と銀行との関係性もありますが、
基本的に今後一切銀行と取引ができないくらいの覚悟が必要です。
そのため、ノンバンクは本当に最終手段にしてください。
ではどうするかですが、
私のおすすめの方法はファクタリングです。
10年くらい前から一般的になってきた手法で、
最近徐々に中小企業や個人事業主の利用まで広がってきている手法です。
ファクタリングとは、
簡単に言うと、売掛金の現金化です。
1ヶ月後、2ヶ月後に現金になるはずの売掛金を、
即座に買い取ってもらって、現金にしましょうということです。
売掛金の現金化するので、
一般的な銀行の審査ポイントが違います。
そのため、
赤字や債務超過、条件変更中や税金滞納、
差し押さえなどがあっていても関係なく、
資金調達ができるケースが往々にしてあります。
こうしたファクタリングという手法が波及している背景には、
実は2つのポイントがあります。
1点目が金融庁が推進していることです。
実は、日本の銀行融資は、担保、保証人依存の傾向が顕著であり、
以前から、他の調達手段の促進が図られていました。
それが、売掛金の資金化であるファクタリングであり、
商品在庫を担保としたABLなんです。
その点からもファクタリングは徐々に今後認知される傾向にあります。
2点目が2社間ファクタリングの普及です。
以前は、3社間ファクタリングといって、
販売先と当社とファクタリング業者の3者で契約を結ぶものが主流でした。
ただ、この場合完全に販売先へ分かってしまいます。
そのため、近時は2社間ファクタリングが主流となり、
当社とファクタリング業者だけの契約で済むことになりました。
この2社間ファクタリングであれば、販売先にバレることもないので、
安心して利用できるかと思います。
正直ファクタリングについては、
他にも述べたいことが山ほどあるんですが、
これ以上書くとかなりボリュームがるので割愛します。
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確実に今後の行動が変わりますので。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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