建設業で協力会社に未払金があり、資金繰り厳しい時にどうしたらいい?

 

法人、個人問わず建設業で、

資金繰りが大変なところって結構ありますよね。

私は銀行員をしていたころに、

建設業のお客様を担当したことが、

幾度もありました。

一緒になって、資金繰り表を考えて、

融資を行なったこともあります。

最近だとほとんどの銀行は、

建設業に対して厳しい見方をするところが多くて、

中小企業だと、運転資金で長期資金を借りることは

基本的にできないケースが多いですよね。

そういった建設業で、

協力会社には早めに未払金を支払いたい時に、

特に資金繰りが厳しくなると思うんですが、

その際にどうやって資金繰りを好転させていくのかについて、

今回の記事でお話させて頂きます。

参考:経審の点数のために借入をしたくないけど、資金が必要な時にどうするか。

 

 

 

 

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建設業に対する銀行の見方について

 

依然として、建設業に対しては、

銀行の見方は厳しいです。

なぜならやはり倒産件数が業種的に最も多いからです。

さらに、言えば業種的に粉飾がしやすいということも一因にあります。

そのため、特に中小企業に対しては、

銀行側は、基本的に運転資金は短期資金でしか融資を行いません。

しかも、ある特定の工事のつなぎ資金という形の融資しか行いません。

建設業をされている経営者の方ならよくわかると思いますが、

銀行から運転資金を借りようとしたら、

受注表やら資金繰り表やらを提出して、

どの工事の為の資金を借りるかの打ち合わせをした方も多いんじゃないでしょうか。

ご存知ない方に仕組みを申し上げますと、

例えば、大口の金額1億円の公共工事を受注したとします。

公共工事なので、基本的に入金は工事完了後全額です。

後期が、1月〜10月だとして、入金が11月だとします。

そして、粗利が80%くらい取れて、

実際は8,000万円で完成するとします、

すると銀行側は、実際にその建物を見にいって、

進捗状況等を確認しながら、

8,000万円を融資することになります。

そして、入金になるであろう11月に返済期限を設けて、

1億円が11月に入金になったら回収をするといった具合です。

さらにこの融資を通す場合には、

契約書の原本を確認し、

工期や工事の進捗状況を確認して、

さらに、その工事代金の入金口座を融資する銀行の口座に設定します。

そして、さらにさらに、

その入金があったら簡単に出金ができないように設定する銀行もあります。

 

どうですか?

これをお話しすると、

銀行が建設業に対して、

本当に厳しい見方をしていることが分かると思います。

さて、それでも早めに外注先に支払いをしたりする場合などには、

資金繰りが大変になることがありますよね。

その場合にどうしたらいいのかについてご説明します。

 

 

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資金繰りが厳しい時の対応策とは?

 

普通に想像できそうな方法

 

前章でどれだけ銀行が建設業に対して、

厳しい見方をしているかをご説明しました。

さてそれでも、厳しい場合にどうするか、

という話ですが、先ほどの1つの工事について、

その立替金を貸出すという貸出の方法について説明しました。

この貸出形態は、引当融資なんて言ったりするんですが、

この引当融資であれば、銀行は基本的に融資をします。

そして、勘のいい方なら分かると思うんですが、

簡単にたくさんの資金を借りる方法があります。

そう、色んな銀行から1つの工事に対する引当融資をしてもらえばいいんです。

実際、契約書の原本を提示せず、

写しなんかを提出すればおそらく分かりません。

この方法、うまくやればかなりの資金を調達することができます。

ただ、本当に致命的な欠点があります。

それは、バレた場合の信用問題です。

銀行は、今までの実績などの信用を元に、

あなたに融資をしています。

仮にこのことが銀行にバレた場合、

今後の資金調達はできないと考えてください。

今回の融資のみならず、

いわゆる債務者区分までへの影響があるはずなので、

確実に今後の資金調達はできないと考えてください。

なので、絶対にこの方法はお勧めしません。

 

じゃあどうしたらいいのか。

 

やはりそれでも未払金の支払いや外注費の支払いなどがあって、

資金繰りが厳しいケースもあると思います。

その場合にどうするかですが、

考えとしては、2つあります。

 

1つは長期資金を借りるということです。

あれ、さっき長期の運転資金は借りれないという話しなかった?

と思いましたよね。

そう、普通であれば、長期資金の運転資金の調達は困難です。

ただ、長期資金を調達する手段があります。

それは、信用保証協会を利用する方法です。

信用保証協会の利用であれば、

一般的な銀行の融資を借りるよりも、

長期資金を調達できる可能性が高いです。

ただ、それでもある程度の業況や今後の収支見通しがないと、

相当厳しいハードルとなります。

それが厳しいときにどうするか。

 

2点目の方法としては、

ファクタリング の利用です。

あまりなじみのない単語かもしれません。

約10年くらい前から、

日本でも徐々に導入されてきている手法です。

以前は大企業を中心に行われていましたが、

経済産業省より

調達手段の多様化の推進を図ることの通達がるなど、

保証人や担保に依存しない借入形態の推進が図られていることから、

最近では、中小企業や個人事業主の間でも徐々に

導入する方が増えている手法になります。

ファクタリングとは、

簡単に言うと、売掛金の現金化です。

従来手形であれば、割引することで

資金化することができたと思いますが、

最近では、売掛金も現金化して、

資金繰りを安定化させる企業が増えてます。

それは、建設業においても徐々にですが導入されてきています。

建設業においては、

売掛金ではなく、完成工事未収入金になります。

完成工事未収入金が現金化したら、

かなり資金繰り楽になると思いませんか?

さらに、ファクタリングのメリットして大きいのは、

一般的な融資審査と方法が違う点にあります。

売掛先の状況が第一になりますので、

例えば、あなたの会社が赤字でも、

債務超過でも、税金滞納していても、

個人情報に問題があったとしても、

資金調達が可能なケースが多いです。

ただ、1点注意点があります。

売掛金が回収になった場合には、

もちろん返済する必要があるので、

もしファクタリングを利用するのであれば、

引当融資の対象となっていない工事代金をファクタリングする必要があります。

そうでなければ、売掛金が入金になった時に、

また資金繰りが大変になってまうので。

他にデメリットしては、

手数料が挙げられます。

一般的な金利よりも割高なことが多いです。

その手数料次第ですが、

資金繰り安定化させるためなら、

十分なメリットがあると私は思います。

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つまり、

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最後までお読みいただきありがとうございました。

参考:経審の点数のために借入をしたくないけど、資金が必要な時にどうするか。

>ファクタリングを利用してはいけない!利用する前に一度考えるべきこと。

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