資金繰りのことを考えたくない!本業に専念するために安心する方法!

 

事業を行なっていると商売のことだけを考えるだけではなく、資金繰りのことを考える必要がありますよね。業績が順風満帆にいっている頃はいいですが、業績が傾けば自ずと資金繰りを考えないといけないですし、コンサルや常務にああだこうだ言われ色んな銀行に駆けずり回ってヘトヘトになることは目に見えてます。

なので今回は本業に専念するために資金繰りをどうすべきかについてお伝えします。

私は元々銀行員をしていて、色んな業績、業種、規模の会社を見てきましたし、資金繰りが厳しく一緒に来月の資金繰りを考えていたこともあります。そんな私の体験談を踏まえながら今回はあなたに資金繰りについてお伝えします。

 

 

 

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本業に専念するために考えるべきこと

 

私は本業に専念するために必要なことは、できるだけの資金を調達しておくことです。

なぜなら銀行は雨が降ったら傘は貸しません。これは無慈悲にも聞こえるかもしれませんが、銀行も商売なので返ってこないものは返せないからです。

考えてもみてください。あなたが商品を納めているお店や会社があって、売上代金の入金が遅れたり、入金条件を伸ばしてくれないかと交渉してくる会社に対して、さらに商品を納めますか?納めませんよね?だった回収できないかもしれないじゃないですか。それと同じ理屈です。

なので、本業に専念したいのであれば、無駄だと思っていても資金調達できるうちはできるだけの資金を調達しておくべきです。しばらく本業が赤字であっても持ちこたえることができるぐらいの余裕は欲しいところです。そして資金調達したものについては、変に欲を出して金融資産などにせずに保険や定期預金など万一の時に換金性の高いものにしておきましょう。そしてそれは資金調達をしている銀行でするのがベストです。そうすれば自然と、本当に自然と銀行と良好な関係ができます。

なぜなら大口の与信先でもあり、大口の預金先でもあり、大口の保険契約者でもあるから。おそらくひっきりなしにその支店の方が訪問してくるレベルだと思います。

さて次に考えるべきこといついてお伝えします。

 

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資金調達チャネルを広げておく。

 

前章ででできる限り資金調達をしましょうという話をしました。

それともう一つして欲しいことはあらゆる資金調達手法を試しておくということです。今あなたは業績が厳しい、資金繰りが厳しいかもしれません、その時は真っ先に資金調達をできるかぎりして、この資金調達チャネルを広げるということを考えてください。

この資金調達チャネルを広げるというのは、一般的な借入手法だけでなく、様々な方法での資金調達の方法を知っておきましょうということです。今業績がいい方は今後のことを考えてどういった形で資金調達の方法があるのかしり、また一度実践しておくことをおすすめしますし、また今業績が悪い方は一刻早く資金調達をして超短期の資金繰りの安定化を図るべきです。

今回は資金調達チャネルを広げるという観点で2つの手法をご紹介します。

 

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①ABL

ABLとは、動産担保のことで、在庫や売掛金を担保として資金調達をするというものです。日本の場合資産のうち担保としてなりやすいのは不動産と手形です。手形は厳密に言えば担保ではありませんが、手形割引をされる方も多いです。

一方で、売掛金や在庫は担保にもなっていないので金融庁等からも資金調達の際に理由すべきとのお達しがきています。特に不動産等の資産を持たない企業の場合資金調達って中々ハードルが高いケースが多いです。ただ、売掛金や商品ってほとんどの企業が持っているので、それを活用して資金調達を行うのは今後の事業展開や資金繰りを考えると一度検討すべきです。

売掛金や在庫の評価は難しいので、特に地方の銀行だと嫌がられるケースもありますが、今後のことを考えて一度打診してみてください。またそれがちょっと言いづらいというのであれば、信用保証協会の制度でABLはありますので、そちらにまずは相談して銀行になげかけてもらうのも一つの手段です。もし仮にあなたの企業の業績がいいのであれば、保証協会も取引銀行も喜んでしてくれると思いますし、反対にあなたの企業の業績が悪い場合にはなり振り構ってる場合じゃないです。とりあえず保証協会に相談してみましょう。

 

②ファクタリング

ファクタリングという手法をご存知でしょうか。今徐々に認知されてきている金融手法になります。

簡単にいうと、売掛金の売却です。

売掛金という債権を売却するので比較的簡単に資金調達をすることができます。

なぜなら債権の売却、つまり資産の売却なので対応がしやすいということです。そのため、一般的な審査よりも比較的スピーディーに資金調達をすることができます。ファクタリングで資金調達ができるかどうか別にして、コンサルや常務にどっかから資金調達できるところを探してこいとお尻を叩かれている場合じゃないです。とりあえずはファクタリングで資金調達ができるのか見積もりをして、コンサルや常務の鼻を明かしませんか。ひとまず無料見積もりをして見たいというかたは、別記事でオススメのサービスである資金調達プロを紹介していますのでご覧ください↓↓

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またより詳しくファクタリングを知りたいという方は下記記事を参考にしてください。

参考:そもそもファクタリングとは何?概要や内容を具体例で説明!

 

まとめ

今回は資金繰りを安定させて本業に専念する方法をご紹介しました。ちょっと他のサイトで切り口が違うかもしれませんが、

・できるうちにできるだけ資金調達をしておく。

・資金調達チャネルを広げておく。(手段を知って一度試しておく。)

の2つが本当に大事です。

銀行は本当に雨が降ったら傘は貸してくれませんので。逆に晴れた日には何本でも傘をかしてくれるので、ひとまずは傘を借りれるだけ借りて銀行に預けておくこと、そして銀行以外や一般的な方法以外で傘を調達する術を知っておくことと一度試しておくことがオススメします。

また先ほど紹介したファクタリングですが、最近徐々に知名度が上がってきたこともあって、ファクタリングを装った悪徳業者などもあります。そういったものに掴まれないようにファクタリングを利用される前に一度下記記事を参照されてください。

参考:ファクタリングで逮捕?悪徳業者を見分ける方法!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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