ノンバンクに断られたけど、闇金には行きたくない！どうしたらいい？

事業を行なっているとどうしても資金繰りが厳しくなる局面がありますよね。

そういった時に銀行から断られて、さらにノンバンクからも断られた場合にその後闇金と言われる貸金業者に行くのか、、その辺を考えている場合の考え方についてお話します。

私は元々銀行員をしていて、いろんな企業の担当をしていました。

当時銀行には話していませんが、正直決算書にはのってないんだけど、いわゆる闇金と言われる業者から資金調達をしている担当先もありました。

なのでどういった粉飾であれば闇金から資金を借りてもバレにくいよという方法なんかも知ってます。( 今回の記事ではご紹介しませんが、、、、)

そんな私の銀行員として体験談を踏まえて今回はお話させて頂きます。

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ノンバンクから断られた場合に考えるべきこと。

対処法として2つあります。

それは資金調達の方法を考えるor借金を減らすことを考えるです。

その前に考えるべきこととして、事業の改善見通しを見極める必要があります。

今の事業が大幅に改善する見込みがあるのか？それとも緩やかにでも改善していくのか、そもそも事業の改善の見通しが全くないのか。

事業の改善見通しを軸にお話させて頂きますね。

①事業が大幅に改善する見込みがある。

⇒資金調達を考える。

事業が改善するとは、今は確実に一時的なものであると分かっている場合です。

この場合は資金調達をした方がいいです。ただ、いわゆる高利業者には行かないでください。

ここで利用するのはファクタリングという手法です。

ファクタリングとは、簡単にいうと、売掛金の売却です。

売掛金という資産を売却して現金にしてしまおうという手法です。

このファクタリングは非常にスピーディーに資金調達ができます、なぜなら資産の売却だからです。

ただ、このファクタリングにも難点があって、手数料が相応にかかります。

なので、こちらは常に利用するものではなく、一時的、スポット的に利用すべきものです。

業績が今後大幅に改善する見込みがあり、今一時的に資金が不足しているのであれば最適な手法です。

ファクタリングについてより詳しく知りたい方は下記を参考にされてください。

参考：そもそもファクタリングとは何？概要や内容を具体例で説明！

参考：ファクタリングの効果や目的！メリットデメリット！

②事業が緩やかに改善見込みありor事業の改善見込みなし。

⇒借入を減らすことを考える。

今後緩やかにでも改善が見込まれるが、どう考えても今の借入の状況では借金を返すのがやっとで生活はカツカツになるという場合には借入を減らすことを考えましょう。

手法としては、任意整理です。任意整理であれば仕入先等に通知せず、官報にものらずに事業を継続することができます。

ただこの場合資金を借りているところに対して同意を得る必要があります。

その際は事業計画、返済計画等が必要ですので、専門家に頼むのが賢明ですし、実際個人が動いてもかなりハードルは高いです。

専門家の方のほとんどが手数料については成功報酬型を取っているところが多いですので、一度無料相談をされることをおすすめします

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次に事業の改善見込みがない場合ですが、この場合は事業を整理することを考えるべきです。

私はいろんな企業を見てきましたが、ノンバンクや高利貸から資金調達をして長年経営している企業を知りません。

一時的には持ち直しても業界全体、あなたの会社のシェア、借入状況等総合的に見るとやはり厳しい状況であることには変わりありません。

先ほどご紹介したファクタリングにも通じる部分はありませんが、ノンバンク、高利貸から資金調達をしたとしても、それは一時的な応急処置であり、問題の先送りでしかありません。

先送りした先に希望があるのなら、ファクタリング、ノンバンク等資金調達の道を探した方が賢明ですが、希望がないのであれば、残念ですが一度事業を整理して同業もしくは新たな事業をするなどを模索することが賢明です。

正直な話今の時代インターネットの発達などで元手がなくてもできる商売もあります。

その辺りの勉強もしつつ再起を図るのがベストです。

事業撤退することは悩むと思いますが、一度相談されてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

今回は事業の改善見通しを軸に今後どう対処すべきかについてお話させて頂きました。

ファクタリング、ノンバンク、高利貸しともに一時的な利用であれば問題ないです。

上記のどの資金調達も結局は問題の先送りでしかありませんので、その辺を加味した上で事業見通しを見極めた上で利用検討を考えてみてください。

最後に最近ファクタリングが徐々に認知度が上がっていることから、悪徳業者が横行しています。実際に利用される際にはその辺りの見極めが必須となりますので、利用される前に下記をご一読ください。

参考：ファクタリングで逮捕？悪徳業者を見分ける方法！

最後までお読み頂きありがとうございました。