事業をしていて、
毎月毎月資金繰りに四苦八苦しながら、
資金繰りをするのって非常に大変ですよね。
私は元銀行員で今では自分で事業もしたりしているので、
非常に分かります。
銀行員の立場だった頃には、
融資している先で毎月貸出と回収をしていた先がありました。
経理の方と一緒になって、
資金繰りを考えて、
融資が必要な日、回収して大丈夫な日を確認して、
毎月が大変だったですけど、今思えばいい経験でした。
今回の記事については、
自転車操業の時の対応策のご紹介と、
根本的な解決策についてお話しします。
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Contents
自転車操業を脱却するための方法
まず資金繰りを好転させるためには、
長期的な視点と短期的な視点での対策が必要です。
その意味では、
自転車操業、毎月を乗り切るという視点しかない今は、
短期的な視点での対策をまずは講じる必要があります。
短期的な対策とは何か?
資金繰りを好転させるということは、
究極的には、入金を増やすor支出を減らすの対策しかありません。
そういった意味で、
短期的に例えば、1週間、2週間レベルで効果を出すためには、
入金をを増やす以外の方法はありません。
なぜなら支出を減らすって長期的にはできますが、
突発的にはできないので。
そうはいっても、入金も結構かかるのでは?
と思うかもしれませんが、
それは簡単な方法があります!
お金を借りればいいんです。
は?そしたら返さないといけないじゃん!
って思うじゃないですか。
でも、返さなきゃいいんですよ。
そんなことしたら、督促とか来て大変になってしまうと思うかもしれませんが、
実は、返さなくていいお金を借りる方法があります!
それはファクタリングという手法です。
ファクタリングとは、
簡単に言ってしまえば、
売掛金の現金化です。
そう、1ヶ月後や2ヶ月後に入ってくるはずの売掛金を現金化することができるんです。
(※ただ、この場合売掛金が入金になった場合には、返済する必要があるので、注意してください。)
また、売掛金現金化したら、
販売先にバレてしまうのでは、
と思われる方もいるかもしれませんが、
現在以前は3社間ファクタリングが主流だったため、
販売先にもバレていたんですが、
現在はほとんどが2社間ファクタリングといって、
販売先を介さないため、販売先には分かりません。
正直、銀行員の時に、この方法を知っていたら、お客さんに紹介していました。
このファクタリングは非常にいい方法なんですが、
実はいくつか問題があります。
1点目が手数料が高い場合があるということ。
売掛金の現金化なので、
借入の利率とは違った手数料が発生しますし、
一般的な金利よりも高いことが多いです。
ただ恒常的に利用するのではなく、
突発的に一時避難的な使い方をするんであれば、
資金繰りの安定化、ひいては事業の安定化にもつながりますので、
要は使い方ということです。
2点目が短期の資金枠についてです。
基本的に売掛金を資金化して、
現金になるので、BS上からみて銀行にバレるということは、
まずありません。
ただ、1点気をつけるべきポイントがあります。
銀行のほとんどは、短期の資金枠を決算時点の
所要運転資金から枠を決定しています。
所要運転資金とは、↓の算式から算出されるものです。
所要運転資金 = 売上債権 + 在庫 ー 買入債務
※所要運転資金の詳しい考え方については別記事参照ください↓
>自営業で資金繰りが厳しい!なんとか好転させる方法はないか?
見てもらうと分かりますが、
売上債権を減らしてしまうと、
所要運転資金が減少してしまうんです。
ただ、この所要運転資金を判定するポイントは、
決算期であるので、もしファクタリングを利用される際は、
決算を跨がない、もしくは、決算後すぐに利用するという形で、
利用することをオススメします。
手数料、短期の資金枠とも、
スポット的に利用するのであれば、
問題ないポイントですので、
ファクタリングを仮に利用される際には、
恒常的に利用せず、スポット的な利用にとどめておくのがベターです。
もっとファクタリングのことを知りたいと言う方は下記ページをご覧ください。
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というかたは、別記事でオススメのサービスである資金調達プロを紹介していますのでご覧ください↓↓
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つまり、
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長期的な対策とは何か?
前節でファクタリングの話をしました。
それには、理由があります。
まずは、超短期的な手段で、
一度資金繰りを安定化させる必要があるからです。
そこを乗り切ると、1ヶ月〜3ヶ月の余裕ができますので。
そのあとに長期的なスパンで様々な手段を講じる必要があります。
今から長期的に安定させる方法をいくつか紹介します。
①固定費の見直しを図る。
まず長期的にすべきことは、
なによりも固定費の圧縮です。
なぜなら、固定費の圧縮は、
毎月レベルでみると、大幅な圧縮にならないからです。
ただし、年単位でみると、固定費の圧縮こそが支出を抑える最もいい手段となります。
正直、本当にボディーブローのように効いてきます。
そのため、超短期的な資金繰りの安定化が図れたのであれば、
真っ先に固定費の削減、削減交渉をしてください。
家賃や労務費など。
また時間の削減が図れるものもこの時に考えるべきです。
つまり、事務の効率化や合理化も図るということです。
これは一朝一夕にああそうですか、
といって削減できる費用ではないですが、
少しずつでも交渉して、
長期的に下げるようにもっていく必要があります。
②資産とは何かを考えて、投資をする。
資産とは、何か分かりますか?
BS上の資産が資産な訳ではないです。
資産とは、収益を生むもの。
例えば、BSには載ってきませんが、
人材もきちんとした資産です。
もちろん、不動産収益があれば、その不動産も資産です。
銀行員の時に、
業況が悪化する会社を良く見てたんですが、
ほとんどの会社が本社がすごい立派です。
もちろん本社を立派にすることで、
社員のモチベーションが上がって、
業況が伸びるってこともあるかもしれませんが、
基本的に本社にお金を使ったところで、
収益は生みません。
収益を生まないものにお金を使うことは、
投資ではなく、単なる浪費です。
これを考えれば、浪費は極力減らして、
投資については、積極的に行うというスタンスが大事です。
きちんとした投資であれば、
投資以上のリターンは確実にあります。
③将来のビジネスのタネを蒔いておく。
なぜ資金繰りが自転車操業になってしまうのか。
これは、究極的な話をすれば、
収益が上がってないからです。
収益がもしバンバン上がっているのであれば、
経費がどれだけ多かろうと全く問題ありません。
つまり、あなたの事業が資金繰りがいつも大変な理由は、
極端に言えば、事業が良くないからです。
収益の上がらない、在庫が多いビジネスをしているからです。
だからと言って、いきなり業種転換みたいなことは考えないでください。
あなたと同業他社で業績が良い企業があるはずです。
もし分からなければ、帝国データや東京商工リサーチからでも、
資料を取り寄せるべきです。
これはお金を使ってください。
確実に投資です。
自分のところと同業他社の優良企業との差はなんなのか考えましょう。
今の事業のみなのか、他の派生業種をしているのか、
不動産事業等安定しているものを持っているのか。
まずは既存事業の安定化が最優先課題です。
それをしつつ、同時に新しいことをしましょう。
その新しいことですが、
その際にはお金をかけないということが鉄則です。
今って、ネットが発達しているので、
お金をかけずにすることっていくらでもあります。
最悪お金が必要であればクラウドファンディングを利用しましょう。
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まとめ
まず今回については、
短期的な急場をしのぐこと。
長期的な視点に立って、経費の圧縮、浪費ではなく投資をする、
将来のビジネスのタネを蒔いておく。
といった話をしました。
ビジネスのタネについては、
何をすれば良いか分からないという人には、
おすすめのものがありますので、
もしニーズがあれば記事書きますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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