ファクタリングの必要書類とは？逆にこれを求めないのは悪徳の可能性あり。

ファクタリングを利用されたことないと必要な書類が何なの気になりますよね。今回はファクタリングの利用時にどういった書類が必要になるのかにいてご説明します。
また後ほど詳しく書きますが、これらの書類を求めない会社の場合は、悪徳ファクタリングの可能性があります、ご注意ください。

私は元々銀行員をしていて、様々な業種、業績、規模の企業の担当をしてきました。そういった私の実体験を踏まえながら今回お話させて頂きます。

スポンサーリンク

ファクタリング利用における必要書類を一覧で紹介

ファクタリングに必要な書類を一覧で紹介します。チェックリストのような形で利用頂ければと思います。

あなたが法人、個人事業主の場合で必要書類が若干異なりますので法人、個人事業主の場合に分けてご紹介します。

あなたが法人の場合

必要書類一覧

あなたが個人事業主の場合

必要書類一覧

次章ではそれぞれの資料がなぜ必要なのかについてご説明します。

スポンサーリンク

上記資料が必要な理由

上記の資料がなぜ必要なのかについてご説明します。

決算書、試算表

直近のあなたの会社を業績を確認するため。

ファクタリングの仕組みをご存知だと思います。ファクタリングの場合最も重要視されるのはあなたの会社ではなく、売掛金の先の状況です。そのためこの資料については、赤字、債務超過等であっても資金調達への影響はありません。

登記事項証明書、印鑑証明書、代表者身分証明書

最終的に契約書を締結しますが、その際の疎明資料とするため。

基本契約書、売掛金疎明資料、通帳

売掛金が実際にあるのか証明するため。
また売掛金自体が継続的に入金となっているかた確認し、請求書等の疎明資料は売掛金の入金日等を確認するためにも必要。

追加で必要となる可能性があるもの

先ほどの資料以外で追加で必要となる可能性があるものとして、

・納税証明書

・資金繰り表

が必要なケースがあります。ファクタリングの審査において税金の滞納等で利用できないということはありませんが、2社間ファクタリングの場合売掛金が入金となればファクターへ入金する必要がありますので、きちんと返済してくれるかどうかの判断材料とします。

次章では必要書類からみるファクタリングの注意点をご紹介します。

スポンサーリンク

ファクタリング利用の際の注意点

まず注意すべきは、上記の書類を求められなかった場合です。
ファクタリングは売掛金の売却ですので、融資の審査よりも早く審査が終わるとは言え、最低限の審査はあります。にもかかわらず上記の資料が不要の場合は少し疑った方がいいかもしれません。上記の資料についてはあくまで最低限の資料なので追加資料が求められる場合も十分あります。

また悪徳業者からどうかを見極めるには償還請求権があるかどうかが一つの見極めのポイントです。償還請求権とは、例えば売掛金をファクタリングしたあとで売掛先が倒産した場合、償還請求権がある場合はあなたの会社が売掛金を償還する必要があるということです、逆に償還請求権がない場合はあなたの会社が売掛金を償還する必要はない、つまりリスはファクターがもちますという契約です。

いわゆる悪徳業者と言われる業者は偽装ファクタリングというものを行なっており、それは、償還請求権のあるファクタリングを行なっていることです。

そのため、ファクタリングを利用する前に、確認してほしいのは償還請求権の有無です。

償還請求権が有りの場合は偽装ファクタリングの可能性がありますので、そのファクターの利用は控えてください。

参考：ファクタリングで逮捕？悪徳業者を見分ける方法！

参考：偽装ファクタリングとは？ファクタリングで逮捕されたけど大丈夫？

まとめ

今回はファクタリング利用の際の必要書類について説明しました。

またファクタリングの必要書類からみる悪徳ファクターの見分け方についてもご紹介しました。

ファクタリングは有用な手法ですが、最近では悪徳業者が横行してます。利用されるときは切羽詰まっている時だと思いますが、きちんとそういった業者を見極めた上で利用しましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

＞ファクタリング会社項目別ランキング！

＞ファクタリングを利用してはいけない！利用する前に一度考えるべきこと。