リスケ中だけど、受注が増加し、増加運転資金が必要な場合の対処法！

 今回は返済条件変更中にも関わらず、受注が増加して、増加運転資金が必要となった方について資金調達をどうするかについてお話させて頂きます。

私は元々銀行員をしており、業績の厳しいお客様を担当することが多く、実際に倒産してしまったお客様や、業績低迷からV字回復されたお客様などいろんな企業の担当をしてきました。

そういった私の実体験を踏まえながらお話させて頂きます。

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リスケ中に銀行からの資金調達は可能か。

まず今リスケをしていて、銀行からの資金調達が可能かということが気になりますよね。

このことについては、基本的には難しいです。

ただ、　”基本的には”　 という部分が重要で、実際のところは今の業績の状況や銀行との取引状況、その受注の内容などが重要になってきます。

まず今の業績とは、今の業績が余りに悪くて、改善の見込みが全くない場合はそもそもが難しいです。具体的に言うと慢性的に赤字体質であったり、大幅な債務超過であった場合などです。

次に銀行との取引状況ですが、これはメガバンクがメインだと関係ないことが多いですが、ほとんどの中小企業のメインバンクは地方銀行だと思います。

地方銀行の場合はこの取引度合い、取引歴、今までの取引実績などそういったものを重視する傾向にあります。

例えば、あなたが取引銀行のの支店に急に訪問して、支店長に面会ができるかどうか、それほどの関係性を構築しているかどうか、そこが最も肝要です。

できるなら業績がいいうちに支店長との関係性を構築しておく必要があります。そして関係性を構築しておけば、その銀行のお客様の会がどこの銀行にもありますので、その会に入っておくことがオススメです。

こうやって銀行と関係を築いておけばいざというときに本当に役に立ちます。

普通なら通らないであろう案件が通ることすらあるんです。

なので、もしあなたがすでにこういった関係を構築できているならば、今回の資金調達の可能性があります。

最後に今回の取引の内容ですが、今回の受注が黒字受注であることは当然で、さらにこの受注を受けることで業績への影響が大きいことが重要です。

それを銀行側に説明でき、かつ裏付けが客観的に数字で説明できるものがあるとなおいいです。

次章では、全体的な今後の動きについて説明します。

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今後の動き方。資金調達を検討する順番について

上述したようにリスケ中に銀行から資金調達するのには相応のハードルがありますが、それでもまずはメインバンクに話をすることが先決です。

まずは簡単にどこに対して資金調達の打診を検討すべきかについて説明します。

基本的にはこの順番で資金調達の手はず進めるべきです。

ただ、5については今後への取引の影響もあるので手を付けずに、

1.2.3.4.6.7について同時並行に取り組むべきです。

その結果1の銀行から資金調達ができればベストだと思います。

また、ノンバンクからの資金調達を最後にしているのには理由があります。

それは、ノンバンクから資金調達をしてしまうと基本的には当面銀行からの資金調達ができなくなるためです。

そのため、安易に法人もしくは個人事業主名義でのノンバンクからの資金調達はせずに最終手段だと捉えてください。

4.のファクタリングについてですが、あまり耳馴染みのない言葉かもしれません。

ファクタリングとは、簡単に言うと、売掛金の売却です。

売掛金という資産を売却して資金調達をする行為ですので、

あなたの会社の業績に左右されずに資金調達が可能です。

ただ、このファクタリングについて資金化に際し、手数料がかかります。

その手数料が一般的な借入に金利対し高い場合が多いので、利用するのは今回のようにスポット的に資金が必要な時に留めておく必要があります。

ファクタリングについてより詳しく知りたい方は下記記事を参考にされてください。

参考：そもそもファクタリングとは何？概要や内容を具体例で説明！

参考：ファクタリングの効果や目的！メリットデメリット！

参考：個人事業主や自営業でも利用できるファクタリング会社ランキング！

また、

一刻も早く資金調達の目処を立てて安心したい！

というかたは、別記事でオススメのサービスである資金調達プロを紹介していますのでご覧ください↓↓

資金調達プロの詳細はこちら！

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法人しか取り扱いません。

年商は最低でもこれくらい必要です。

のように要件を設けているところが多々あります。

なのであなたがせっかく申し込んでもそもそも申込要件に合致していない。

といったことがあります。

それを防ぐためにも、

ひとまずこういった選定サービスを利用される方がベストです。

つまり、

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まとめ

今回はリスケ中の資金調達についてお話させて頂きました。

銀行に打診してもなかなか厳しいこともありますが、それでも今回の受注によって業績が回復する可能性があるのであれば、絶対に資金調達はすべきです！

いろんな方法がありますが、今回ご紹介した順番で資金調達して頂ければと思います。

また、ファクタリングという手法についてお話しましたが、徐々に認知され始めている手法ですが、あまり認知されていないことをいいことに悪徳業者が横行し、最近では逮捕者も出ています。

別記事にてその辺りまとめてますので、こちらも参考にされてください。

参考：ファクタリングで逮捕？悪徳業者を見分ける方法！

最後までお読みいただきありがとうございました。

＞ファクタリング会社項目別ランキング！

＞ファクタリングを利用してはいけない！利用する前に一度考えるべきこと。