事業を行なっていて、急に資金繰りが大変になる局面がありますよね?
ただ、追加で資金が必要だけども保証人、担保等これ以上提供するものがない場合の資金調達方法について今回はお話させて頂きます。
私は元々銀行員をしていて、あらゆる業種、あらゆる業績の企業と向き合ってきましたし、実際に一緒になって資金繰りを考えていた時もあります。
そんな私の体験談を踏まえながら今回は資金調達の方法についてお話させて頂きます。
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これ以上担保提供できるものはないか。
保証人不要、担保不要で資金調達と言っておきながら、いきなり担保の話なんですが、やっぱり担保があると資金調達はスムーズにできます。
今時代的に保証人については事業に関係のない人が保証人になることはできないので、保証人を追加して融資の金額を増やすということはできません。
一方で担保については、担保が提供されれば基本的にはその価値に応じた資金調達ができることが多いです。
なのでさらに追加で資金が必要な場合は、まずは追加で担保を提供できるものがないか再度確認しましょう。
そこで一つ一つ資産を見ていきましょう。
まずは資産は大まかに何があるかですが、ある統計によると一般的な中小企業の資産の保有状況は下記のようなもののようです。
売掛金:33%
手形:7%
在庫:14%
不動産:38%
その他:8%
この中ですでに担保として提供しているものはおそらく不動産、手形でしょう。
手形については担保というよりは、割引手形ですが。
ただ、不動産、手形を除くと55%の資産が資金調達時に利用されていないことが分かります。つまりここをうまく活用して資金調達をすることが近道です。
残りの部分は売掛金、在庫なのでここを有効活用できないか考えてみましょう。
①商品在庫について
実は商品在庫って担保に入れることができます。
ABLという手法になるんですが、一般の銀行でも取り扱っています。
ただ、地方の銀行だと中々取り合ってくれないケースが多いです。
なぜならそもそも商品の評価が難しいからです。その場合実際は外部の専門機関に評価を依頼するんですが、その費用もかかりますし、また借り手側には定期的な報告が必要になるので、金融機関側としては企業規模が大きくない場合は消極的な扱いとなります。
ですが、実はABLは信用保証協会の保証を利用して設定をすることができます。
保証協会の制度であれば利用可能性は高まりますので、その辺り相談しましょう。
②売掛金
次に売掛金を担保にとるケース。実は売掛金を担保に取る場合にもABLが利用できます。
なので売掛金を担保として提供したい場合はABLの活用を検討してみてください。
>ファクタリングとABLの違いは?仕組みやスキームを説明します!
あと売掛金については担保提供という形ではないですが、ファクタリングという手法があります。
ファクタリングとは、簡単に言うと、売掛金の売却です。
この場合売掛金を担保として資金調達をするのではなく、売掛金自体を売却して資金調達をしようという手法です。
つまり、1ヶ月後2ヶ月後に入金となるはずの売掛金という債権を売却してすぐに資金化しようというものです。
ファクタリングは資産の売却になるので感覚的には社用車の売却などに近いです。
なので、保証人は不要ですし、追加担保も不要で資金調達ができます。
そして資産の売却なので一般的な借入の審査と目線が異なるので、スピーディーに資金調達ができるのが特徴です。
ここまで話をするといいことだらけのファクタリングですが、デメリットがやはりあります。
それは手数料です。一般的な借入よりも手数料が高くなるケースが往々にしてあります。
より詳しくファクタリングについて知りたいという方は下記記事を参考にされてください。
参考:そもそもファクタリングとは何?概要や内容を具体例で説明!
また、
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なのであなたがせっかく申し込んでもそもそも申込要件に合致していない。
といったことがあります。
それを防ぐためにも、
ひとまずこういった選定サービスを利用される方がベストです。
つまり、
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まとめ
今回は保証人不要、担保不要で資金調達をするという観点でお話させて頂きました。
ABL、ファクタリングともにまだまだ中小企業における知名度は低いです。
資金調達のために活用できる資産として経済産業省が注目していることもあるので今後徐々に認知度が上がってくると思います。
ファクタリングについてはまだまだ知名度が低いこともあって、悪徳業者がいます。
実際にファクタリングを利用されるまえに下記記事を参考にされてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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